一般社団法人ペアリド 英語ペアリーディング協会

2歳で英語教室に通っても意味がない?公開した親子のリアルな話ブログ

2歳で英語教室に通っても意味ない?【実録】後悔した親子のリアルな話

2歳で英語教室に通っても意味ない?【実録】後悔した親子のリアルな話

 

 英語の早期教育は意味がない?
具体的に、何をするのが正解?

 

このページでは、そんなあなたの疑問にお答えします。

私は、これまで英語教育に関する講演会を100回以上行って1,500人以上のお母さんたちに出会い、
300人以上のお母さん(お父さん)と個別相談もしてきました。

その中で、

    • 2歳から英語教室に通ったが、意味なかった

    • 子どもがかえって英語が嫌いになった

というご相談もたくさん受けてきて、そのたびに、私は胸を締め付けられる思いでした。

なぜなら、多くの親御さんは、


自分が英語で苦労した分、子どもには英語ができるようになってほしい!

 

という気持ちが強い、本当にお子さん想いの素敵なママさんたちだからです。


だからこそ・・・あなたには、後悔せずにその願いを叶えてほしい!


そんな想いで、これから私の実体験をお伝えしていきます。

 

【結論】2歳で英語をやることに意味はある!


まず、結論から申し上げますと・・・

 

私は、2才から英語をやることに意味はある!と考えます。

ただ、

英語をやる=英語教室に通う 

ではありません。

その理由は、私がこのページの最後に提唱している、
英語教室に通わずにご家庭で実施できる、効果が高いメソッドがあるからです。


これから、実例を踏まえて、説明しますね。

 


2歳で英語教室に子供を通わせても意味がない!と後悔した、
親御さんのリアルな実話


まずは、私がお会いした親御さんの実話から。

 


①:Yさんのケース

ご自身が英語が好きではない。


自分も子どものころ、英語で間違えるのが嫌だった。


そこで子どもには英語で苦労してほしくない、と思い、2歳のころから英語教室へ。


子どもが行きたがったわけではなかったけれど、子どものためと思って通わせていた。


でも、子どもは他の遊びをしたがっていたので、行かされている感が強かったのか、英語は嫌いと言い出した。


英語力も伸びなかったし、かえってマイナスになってしまった。


親としてはその悲しみが大きすぎて、小学校にあがってからはもう英語をやらせるのはやめようと思った。


でも、とある中学校で、中1の時点で約半数の子が英検3級を持っていると説明があり、びっくり。


やはり英語は早くからやらせなければいけないのか・・・

 

 

②:Mさんのケース

ご自身が英語がとにかく苦手

自分では教えられないので、英語に力を入れている幼稚園に入学させた。


そうしたら、子どもが英語嫌いに!年少さんから、毎日1時間以上机に座って、ネイティブ講師がテキスト通りに授業をし、英語のスペルまでやっていた。


自分の子だけでなく、周りの子もみんな英語嫌いになっていた・・・



お教室や幼稚園さんも、決してお子さんを英語嫌いにしようと思ったわけではなかったはずですが、結果として親子が笑顔になれないことはショックです。

 


2歳で英語教室に子供を通わせて意味がない!
と後悔した、お子さんのリアルな実話


そして、なんと驚くべきことに・・・


親御さんだけではなく、幼稚園のときに英検準2級に合格したのに、大学生になって英語が大の苦手、という方もいらっしゃいます。


私が教えた生徒さんの中で、印象に残っているのがKくん。


Kくんは、「就職活動でTOEICが必要なので、TOEICの点数をあげたい!」と言ってレッスンを取ってくれた、好青年の大学生でした。


最初に私のところに来てくれた時のKくんのTOEICの点数は、なんと200点ちょっと!


TOEIC200点というのは、ほぼゼロ点、と言っても差支えありません。

 

中学高校時代もずっと英語が苦手だったそうですが、付属校で大学まであがれたのでなんとか大学に進学でき、
英語から逃げてきた、ということでした。


最後、就職活動まできて、ついに逃げられなくなったのですね。

 

さらに驚いたのが・・・


Kくんは、子どものころお母さんが英語教育にとても熱心で、2歳から英語教室に通っていたのだそう。


そして、幼稚園卒業時には、なんと英検準2級を取得していたのです!


Kくん自身は、全然記憶にないということなのですが・・・

今となっては、1月(January)・2月(Feburuary)すら言えないKくん。


Kくんは、お母さんに


あなたは、あの時あんなに
英語ができたのに!!
どうして今はこんななの!?
あんなに投資したのに。。。


と言われるのだとか。


Kくん自身も、「僕の英語最盛期は、幼稚園卒業のときでした」と話しています。



2歳から英語教室に通っても意味がなかった理由3選


では、彼らはなぜ
うまくいかなかったのか?


以下、学術的な根拠を踏まえた理由をお伝えします。

 


理由①:英語習得には時間がかかるから

そもそも、「英語を習得するには時間がかかる」ということを認識する必要があります。


世の中には、すぐに英語が話せるようになる!というようなキャッチコピーの英会話教室や教材もたくさんありますが、実際にはそんなに甘くはありません。

 

一般的に、英語習得には少なくとも2,000時間が必要と言われています

これも、一口に”英語習得”と言っても、お買い物ができるレベルから大学の授業が受けられる、仕事の交渉ができるレベルまで様々なので何とも言えませんが、仮に本当に2,000時間だったとしても、週1回40分の英語教室に通ったとしても、7年近くかかる計算になります。


2歳で週1回の英語教室に通い始めたからといって、1~2年でお子さんが英語をペラペラ話せるようになるとは思わないほうがいいのです。

 


理由②:人間は忘れる生き物だから

しかも、人間は忘れる生き物です。

 

2013年に行われたカナダのウォータールー大学での研究が、人間はすぐに忘れてしまう。

それを防ぐには、習慣化して繰り返すことが大切であることを物語っています。

引用元:https://uwaterloo.ca/campus-wellness/curve-forgetting


1時間の講義を行い、被験者の記憶量と復習の効果を計測したこちらの実験。

せっかく受けた1時間の講義も、何もしなければ、30日後には2, 3%しか残っていません。

ですが、

24時間以内に10分復習すれば100%
1週間後に2回目の復習を5分すれば100%
1か月後に3回目の復習を2 -4 分すれば100%

記憶は保たれるのです。
いかに、繰り返し習慣化して実施するのが大事かがわかりますね。

理由③:子どもは覚えるのも早いが、忘れるのも早いから

また、子どもは覚えるのも早いですが、忘れるのも早いのです。


たとえ2歳から英語オンリーの幼稚園に通って、仮にうまくいって幼稚園卒業時に話せるようになったとしても・・・


”もうできるようになった”

 

と思って、そのあと何もしなければ、小学校の間にすぐに全部忘れてしまいます。


これも生徒さんの実話ですが、帰国子女で、家族の話によると幼稚園のときは英語をペラペラしゃべっていたという方がいました。


それでもう「英語は身に付いた」と思って親御さんも本人もそのまま何もしなかったら、
気が付いたら全く話せなくなっていたのだそうです。


中学校で英語の授業が始まってから実は自分は全く英語が話せないことに気が付き、

小さいとき海外に住んでいたことは友達にも言えなかったとのことでした。

 


では、2歳からの英語教育は、何をすればいい?


ここまで読むと、あなたは・・・


やっぱり、2歳で英語をやっても
意味がないんじゃない?


そう思われるかもしれませんね。

が、そうではありません!

上手く実施すれば、本当は英語は早くから始めるのがとても効果的なのです。


では、どうやって効果的に英語を習得すればいいのか?


以下、3つのポイントをお伝えします。

 

ポイント①:焦らない!

まずは親御さんが焦らないことが大切です。

 

ネットで、2歳や3歳で英語をペラペラ話す子どもを見ると、親御さんとしてはつい焦ってしまいますよね?


実は、ネットに出ている2、3才で英語がペラペラな子は、主に海外で生活していたり、ご家庭の主言語が英語だったりするお子さんが多いのです。


つまり、英語が母語


そのお子さんと、日本語が母語であるお子さんを比較することにあまり意味はありません。


英語学習には、時間がかかります。


幼稚園・保育園までの間だけがんばって、親御さんが疲弊してしまって、そのあと何もやらなくなってしまっては、かえって逆効果。


幼稚園・保育園までの間にがんばった意味もなくなってしまいますから、焦らず、細く長く続ける意識を持つことが大切です。

 


ポイント②:習慣化を大事にする!

2歳や3歳の忘れやすい時期に集中して英語を学んだとしても、継続しなければすぐ忘れてしまいます。


つまり、英語学習は習慣化することがとても大切になります。


1日5分からでも大丈夫!

まずは、毎日英語に触れることです。

 

毎日続けるには、まずお子さんが「楽しい!」と思う必要があるので、「英語=学習」とは思わず、ただ遊んでいる感覚で親子で楽しく英語に触れる時間を作ってみてくださいね。


これは、お子さんが小さければ小さいほど効果的!


英語も日本語もまだ区別ができないうちから、おうちの中に英語も日本語もあるのが当たり前!という空気を作ることが大切です。

 


ポイント③:無理やりやらせない!教えない!

楽しく続けるためにも、お子さんが小さいうちは、無理やりやらせない、教えないことが大切です。


無理やり2歳で英語教室に泣きながら通わせても、逆効果。


お子さんにとって英語は嫌なもの、と脳にインプットされ、英語嫌いになってしまいます。


英語が嫌い!

 

となると、続かないのはもちろん、そのあと自分からやろうというモチベーションがなくなってしまいます。


英語に限らず何事もそうですが、やらされ感なく、自分からやりたい!となったときが一番伸びるので、やらされ感だけが募って自分からやる気がなくなる状況は避けたいところです。


また、親御さんがおうちで一生懸命教えるのもむしろ逆効果です。

 

まとめ



2歳から英語教室に通っても意味がない?

 

という疑問に対して、私のリアルな体験談を踏まえてお答えしました。


英語教育の専門家である私が、これまで生徒さんたちを見てきて感じることは・・・

 

英語が苦手な親御さんたちの方が、お子さんたちが英語ができるようになっています!


その理由は、


教えない(教えることができない)から。

 

親御さんが教えられないことは、むしろメリットなのです!


ご自身が英語ができてしまうと、つい教えたくなってしまいますからね。

そこで私が提唱しているのが、
「教えない英語®」メソッド

教えるのではなく、あくまで親子で一緒に楽しむ!ことがメインです。

 

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このページの内容が、1つでもあなたのお役に立てれば幸いです。

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